2008年7月5日土曜日

為政(いせい)第二-八

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子夏問孝、子曰、色難、有事弟子服其勞、有酒食先生饌、曾是以爲孝乎、

子夏(しか)孝を問う。子(し)曰(のたま)わく、色(いろ)難(かた)し。事(こと)有れば弟子(ていし)其の労に服(ふく)し、酒食(しゅし)あれば先生(せんせい)に饌(せん)す。曽(すなわ)ち是れを以て孝と為(な)さんや。

子夏が孝のことをおたずねした。先生はいわれた、「顔の表情がむつかしい。仕事があれば若いものが骨を折って働き、酒やごはんがあれば年上の人にすすめる、さてそんな[形のうえの]ことだけで孝といえるのかね」
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■コラムは後日記載する

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