2008年7月9日水曜日

八佾(はちいつ)第三-二十四

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儀封人請見、曰、君子之至於斯也、吾未嘗不得見也、從者見之、出曰、二三子何患者於喪乎、天下之無道也久矣、天將以夫子爲木鐸、

儀(ぎ)の封人(ほうじん)見(まみ)えんことを請(こ)う。曰く、君子の斬(ここ)に至るや、吾(われ)未だ嘗(かつ)て見えること得ずんばあらざるなり。従者(じゅうしゃ)之を見えしむ。出(い)でて曰く、二三子(にさんし)、何ぞ喪(さまよ)うことを患(うれ)えんや。天下の道無きや久し。天(てん)将(まさ)に夫子(ふうし)を以て木鐸(ぼくたく)と為さんとす。

儀の国境役人が[先生に]お会いしたいと願った。「ここに来られた君子方はね、私はまだお目にかかれなかったことはないのですよ。」という。供のものが会わせてやると、退出してからこういった、「諸君、さまよっているからといってどうして心配することがありましょう。この世に道が行なわれなくなって、久しいことです。天の神様はやがてあの先生をこの世の指導者になされましょう。」
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■コラムは後日記載する

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