2008年7月9日水曜日

為政(いせい)第二-二十

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季康子問、使民敬忠以勸、如之何、子曰、臨之以莊則敬、孝慈則忠、擧善而教不能則勸、

季康子(きこうし)問う、民をして敬忠(けいちゅう)にして以て勧(すす)ましむるには、之を如何(いか)にせん。子(し)曰(のたま)わく、之に臨むに荘(そう)を以てすれば則ち敬す。孝慈(こうじ)なれば則ち忠あり。善を挙(あ)げて不能(ふのう)を教(おし)うれば則ち勧(すす)む。

季康子が「人民が敬虔(けいけん)忠実になって仕事に励むようにするには、どうしたものでしょう。」と尋ねたので、先生はいわれた、「荘重な態度で臨んでいけば[人民は]敬虔になります。親に孝行、下々に慈愛深くしていけば[人民は]忠実になります。善を引き立てて才能のない者を教えていけば[人民は]仕事に励むようになります。」
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■コラムは後日記載する

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