2008年7月9日水曜日

八佾(はちいつ)第三-十三

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王孫賈問曰、與其媚於奧、寧媚於竈、何謂、子曰、不然、獲罪於天、無所祷也、

王孫賈(おうそんか)問うて曰く其の奥(おう)に媚(こ)びんよりは、寧(むし)ろ竈(そう)に媚びよとは、何の謂(いい)ぞや。子(し)曰(のたま)わく、然(しか)らず。罪(つみ)を天に獲(う)れば、祷(いの)る所無きなり。

王孫賈(おうそんか)が「『部屋の神の機嫌とりより、かまどの神の機嫌をとれ。』と[いう諺]はどういうことでしょうか」と尋ねた。[衛(えい)の君主よりも、権臣である自分の機嫌をとれ、というなぞである。]先生はいわれた、「[その諺は]間違っています。[かまどの神や部屋の神よりも、最高の]天に対して罪をおかしたなら、どこにも祈りようはないものです」
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■コラムは後日記載する

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