2008年7月9日水曜日

里仁(りじん)第四-二

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子曰、不仁者不可以久處約、不可以長處樂、仁者安仁、知者利仁、

子(し)曰(のたま)わく、不仁者(ふじんしゃ)は以て久しく約(やく)に処(お)るべからず。以て長(なが)く楽(らく)に処るべからず。仁者(じんしゃ)は仁に安(やす)んじ、知者(ちしゃ)は仁を利す。

先生がいわれた、「仁でない人はいつまでも苦しい生活にはおれないし、また長く安楽な生活にもおれない。[悪いことをするか、安楽になれてしまう。]仁の人は仁に落ち着いているし、智の人は仁を利用する。[深浅の差はあるが、どちらも守りどころがあって動かない。]」
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■コラムは後日記載する

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