2008年7月5日土曜日

學而(がくじ)第一-十二

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有子曰、禮之用和爲貴、先王之道斯爲美、小大由之、有所不行、知和而和、不以禮節之、亦不可行也、

有子(ゆうし)曰(いわ)く、礼の和を用(もっ)て貴(たっと)しと為すは、先王(せんのう)の道も斯(これ)を美と為す。小大(しょうだい)之(これ)に由(よ)れば、行われざる所有り。和(わ)を知りて和すれども、礼を以(もっ)て節せざれば、亦(また)行うべからざるなり。

有子がいわれた、「礼のはたらきとしては調和が貴いのである。むかしの聖王の道もそれでこそ立派であった。[しかし]小事も大事もそれ[調和]に依りながらうまくいかないこともある。調和を知って調和をしていても、礼でそこに折り目をつけるのでなければ、やはりうまくいかないものだ」
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■コラムは後日記載する

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