2008年7月5日土曜日

為政(いせい)第二-三

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子曰、道之以政、齊之以刑、民免而無恥、道之以徳、齊之以禮、有恥且格、

子(し)曰(のたま)わく、之を道(みちび)くに政(せい)を以(もつ)てし、之を斉(ととの)うるに刑(けい)を以てすれば、民(たみ)免(まぬが)れて恥(は)ずること無し。之を道くに徳を以てし、之を斉うるに礼を以てすれば、恥(は)ずる有りて且(か)つ格(ただ)し。

先生がいわれた、「[法制禁令など小手先の]政治で導き、刑罰で統制していくなら、人民は法の網をすりぬけて恥ずかしいとも思わないが、道徳で導き、礼で統制していくなら、道徳的な羞恥心を持ってその上に正しくなる」
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■コラムは後日記載する

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